「とまとの会」は朗読劇「この子たちの夏」を上演し続けてきました。
広島、長崎で被爆した母子の詩や手記をなるべく脚色を加えないで
あの日の想いをそのまま伝えたい、地人会の台本はそういう台本でした。
ところが、朗読劇
こ
の
子
た
ち
の
夏
は木村氏の体力の衰えなどを理由に、
地人会が解散したため、各地での公演も終わりを告げました。
「とまとの会」の出した結論は
「この子たちの夏」の想いを途絶えさせず
朗読劇を続けていくことでした。
ヒロシマ・ナガサキのつらかった出来事を
風化させることなく、
平和への祈りを若い人たちに伝えていきたい。
地人会解散のために、内容は変えざるを得なくなりましたが、想いは不変です。
そうして、朗読劇「ねがい」が誕生しました。